＜城名＞ 日尾城
＜所在地＞ 埼玉県秩父郡小鹿野町大字飯田
＜主な城主＞ 諏訪部遠江守定勝
＜遺構＞ 堀切、土塁
＜交通＞ 西武池袋線「西武秩父」駅から「栗尾」行きバスに乗り、終点下車。徒歩約１時間。
＜紙面掲載＞2003/06/05
＜歴史＞ 日尾城は鉢形城主・北条氏邦家臣・諏訪部遠江守定勝の城。武田軍（山縣三郎昌景）が攻めてきたとき、定勝は客人と泥酔状態だった。代わって指揮を執った奥方が武田軍を追い払ったという伝説が残る。
＜史跡歩記＞ 秩父霊場31番札所が観音院の駐車場から沢伝いの登るルートが一番楽です。観音堂からの道は崩壊しており、鎖場もあります。30分ほどで垂直に岩が裂け、城の堀切でもある牛首峠に。左は出曲輪で、右に進むと石碑のある本曲輪。本曲輪へ行く途中は段々の曲輪になっています。城は断崖絶壁の連続で、武田軍が攻めあぐねたのもわかります。
私は観音堂で大切な「秩父路の古城址」を落としました（泣） 記憶のみの山城攻略になってしまいましたが、ポイントは抑えることができました。帰り、もう一度観音堂（２００段以上の階段）に行ったところ、お寺の方が探してくれて、なんと発見することができました。うれしかったです。先にお参りしたおかげかも。秩父の人は親切な方が多くていいですね。
（2003/05/10）
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