深谷城
<城名> 深谷城(別名・木瓜城)
<場所> 深谷市仲町
<主な城主> 深谷上杉氏(房憲、憲清、憲賢、憲盛、氏憲)、松平康直、松平忠輝、酒井忠勝
<遺構> 水堀跡・土塁
<交通> JR高崎線「深谷」駅から、徒歩約10分。
<歴史> 康正2(1456)年、古河公方の抑えとして上杉房憲が築城。深谷上杉氏として古河公方と対峙していたが、南から後北条氏に攻め込まれ、後北条氏の傘下に。小田原の役の時は北条方として戦ったが、大軍の前に降伏。徳川家康の入府後は譜代大名が入城するも、寛永3(1626)年、廃城になった。
<史跡歩記> 城址は小学校・文化会館・城跡公園になっています。城跡公園と名乗っていますが、豪華な石垣や、狭い水堀、白い城壁は深谷城には似合いません。
城跡公園隣に富士浅間(智形)神社があります。このあたりは「城址と感じられるところ」として有名ですが、私が行った時は水不足のため水堀から水が消えていました。
2004/07/15
深谷幼稚園前で発掘調査が行われています。障子堀を見ることができます。工事再開が早そうですので早めの見学をお勧めします。
2006/10/29
深谷市図書館で企画展「発掘・深谷城−街の下に眠る中世深谷人の姿」を見てきました。館内は撮影OKでしたが、HP公開はできません。ついでに土塁の残る高台院と管領神社に行ってきました。