＜城名＞ 御嶽城（金鑚御嶽城・高見城）
＜所在地＞ 埼玉県児玉郡神川町二ノ宮
＜主な城主＞ 安（阿）保氏？、長井豊前守政実
＜遺構＞ 曲輪・櫓台・空堀・土塁・堀切
＜交通＞ 金鑚神社まではＪＲ八高線線「丹荘」駅から車で約２０分。またはＪＲ高崎線「本庄」駅から「丹荘駅入口経由鬼石」行バスで「青柳小学校」下車、徒歩約２０分。神社から本曲輪までは徒歩約３０分。
＜紙面掲載＞2002/11/21
＜歴史＞ 「新編武州古文書 上」に記述がある長井政実の居城とされる。政実は初め後北条氏、後に武田氏に仕えた。金鑚神社多宝塔は安（阿）保金隆の寄進によるものから、安保氏ゆかりの城ともいえる。
＜史跡歩記＞ 重要文化財の多宝塔で有名な金鑚神社の拝殿脇から登ります。案内板もありますのでそのまま進めば良いです。１５分ほど急な階段を登っていくと特別天然記念物の「鏡岩」があります。名前のとおり光っている不思議な岩です。城兵によって隠されていたとか、高崎城の炎上が映ったなどの逸話が残ります。
さらに進むと石仏が並ぶ広場に出ます。左に進めば岩山（櫓台）です。とても景色がよく赤城山が良く見えます。岩山から見える山が本曲輪跡。本曲輪には案内棒があります。途中には堀切があり、岩山を切った苦労がしのばれます。
ニ曲輪へは藪と台風による土砂崩れから行くのは難しい状況です。
（2002/11/03）
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