鐘撞山城

<城名> 鐘撞山(かねつきやま)城(油井ケ島城・油井城)
<場所> 加須市油井ケ島
<主な城主> 不明
<遺構> 土塁、空堀、櫓台
<交通> 市内循環バスで「油井ケ島西」下車。徒歩約2分。但し1日4本。火曜日運休。車が無難。

<歴史> 猪俣党の猪俣則綱またはその末裔の城と伝えられるが、確証はない。永禄5(1562)年、上杉謙信の武蔵侵攻のとき、鐘を撞いて私市城に急を知らせた。これが城名の由来。しかし、私市城主・小田頼興は助ける力が無く、援軍を望めない城兵は甲冑を城内に埋めて逃げたという。

<史跡歩記> ちょうど花崎城の西南、私市城の東の水田地帯に鐘撞山城はあります。水田に浮かぶ雑木林を探すわけですが、なかなかわかりにくいです(同じような林が多い)。

鐘撞山の標柱を見つければ、その目の前が城の空堀です。鐘撞山は櫓台跡ですが、林に埋まり外からは見えません。また、城内は私有地であり、自由に見学はできません。

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