奈良氏館

<城名> 奈良氏館
<場所> 熊谷市上奈良
<主な城主> 奈良高長
<遺構> 土塁? 空堀?
<交通> JR高崎線「熊谷」駅北口からバス「バイパス経由妻沼」行に乗り、「中奈良」下車。徒歩約15分。
<紙面掲載>

<歴史> 成田氏祖の助高には4人の子供がおり、嫡男は「成田」を相続。次男は「別府」、三男は「奈良」、四男は「玉井」と名乗った。三男・三郎高長は現在の妙音寺の地に館を構え、妙音寺も高長の建立という。

<史跡歩記> 国道407号と深谷バイパス(17号)の間あたりにある妙音寺が館跡です。通り沿いに大きな寺の石碑と「奈良三郎墓」の案内棒があるのですぐわかります。最初は方形の館だったのが後に増築されたようで、寺の右側には折のある曲輪があります。さらに先の墓地や、民家駐車場裏には空堀と思われる遺構があります。寺には館の由来の記述がある寺の石碑があります。
(2002/09/29)

妙音寺入口 寺の石碑 折のある曲輪

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