横瀬根古屋城

<城名> 横瀬根古屋城
<所在地> 埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬
<主な城主> 北条氏邦? 朝見伊賀守? 渡辺監物? 秩父氏?
<遺構> 土塁、空堀(町指定史跡)
<交通> 西武秩父線「横瀬」駅から徒歩約20分。西武秩父線「西武秩父」駅から「秩父駅経由−松枝行・長渕行・根古屋行」バスに乗り「根古屋」下車。徒歩約5分(本数は少ない)
<紙面掲載>

<歴史> 城主は諸説あるが天正18(1590)年、鉢形城開城とともに開城し、廃城になったようである。

<史跡歩記> 城の登り口がよくわからない城。国道沿いに「根古屋城」と標柱が立っています。鉄道をくぐると変電所があります。ここから見える墓地が登り口です。途中、民家脇を通り、墓地を超えると桝形になった虎口であるとはっきりわかります。ここの虎口はかなりの威圧感があります。虎口の先の曲輪は通称・御殿といわれており、説明板があります。麓に降りる別の虎口や一段高くなった曲輪があります。

一段登り、先に進むと水の手が左側にあり、巨石と標柱があります。頂上を目指し登ると堀切に到着。先は石灰岩採掘のため危険ゾーンに指定されています。もとは本城のあった部分です。崖沿いを進むと削られた本曲輪の一部、巨石を取り込んだ桝形になっている虎口、二曲輪があります。
(2005/07/10)



虎口  通称・御殿 水の手付近 水の手

本曲輪現況 二曲輪の虎口 御殿から麓に降りる道 城の入り口

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