武田信俊館

<城名> 武田信俊館
<所在地> 埼玉県比企郡小川町上横田
<主な城主> 武田信実・信俊
<遺構> 土塁?
<交通> 東武東上線「小川町」から「小原循環器センター・小江川経由 熊谷駅北口」行バスに乗り「上横田」下車、徒歩約5分。
<紙面掲載日>

<歴史> 武田信俊は長篠の戦いで討死した川窪信実の子。信実は信玄の異母弟にあたる。武田家が滅亡すると信俊は家康の家臣となり、父の供養と武田一族の菩提寺として輪禅寺を造営。天正19(1591)年に金久保陣屋に移った。信俊ははじめ武田、後に川窪姓を名乗っていたが、孫の代に将軍家綱の命により武田姓に戻した。

<史跡歩記> 254バイパスの高坂交差点にコンビニがあります。このコンビニから少し歩いたところに武田信俊館があります。館跡は輪禅寺になっており、バイパスにも看板が出ていますから、迷うことはないでしょう。本堂の左に武田家の墓所があります。確証はありませんが、本堂裏に土塁と思われる遺構があります。館跡は水田地帯で、人家も少なく、武田家の栄枯盛衰をしのぶことができます。
(02/04/27)

輪禅寺 武田家の墓所 本堂裏にある土塁(?)

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