松山陣屋

<城名> 松山陣屋
<所在地> 埼玉県東松山市松葉町1丁目
<主な城主> 松平大和守直克
<遺構> なし(市指定史跡)
<交通> 東武東上線「東松山」駅下車、徒歩約10分。
<紙面掲載>

<歴史> 度重なる天災により前橋城は大破し、前橋藩は約100年の間、川越城を本拠としていた。幕末になって前橋商人の寄付などにより前橋城は修復となり、飛び地の松山の地に築いたのが松山陣屋。完成は慶応3(1867)年。新・前橋城とともに短い命で明治維新を迎える。

<史跡歩記> 市役所・松山第一小学校周辺が松山陣屋跡です。期待していなかったのですが、市役所敷地内(奉行所・政庁跡)に立派な石碑と説明板がありびっくり。説明板には縄張り図もあり、ほぼ正方形の陣屋ながら南西の方角に出丸のような曲輪があるのに気が付きます。小学校から少し南に歩いたところにある八幡神社がその曲輪跡。わずかに陣屋の面影が残ります。この曲輪は「松山陣屋鉄砲場」と呼ばれ、大きな石碑があります。八幡神社は本家の姫路城から前橋、川越、松山と奉遷されたものです。
(2004/06/28)



松山陣屋石碑・説明板 石碑と奉行所跡 八幡神社 鉄砲場跡石碑

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