奈良梨陣屋

<城名> 奈良梨陣屋
<場所> 埼玉県比企郡小川町大字奈良梨
<主な城主> 諏訪小太郎頼忠、頼水
<遺構> 土塁・空堀
<交通> 東武東上線・JR八高線「小川町」駅から「熊谷駅北口行」バスに乗り「奈良梨」下車。徒歩約3分。
<紙面掲載>

<歴史> 諏訪家は信濃諏訪神社の神官大祝家。頼重の時、武田信玄に一時滅ぼされたが、遺跡を頼重の叔父の子・頼忠が相続。武田家滅亡後は徳川家康に仕え、1万2000石を賜り奈良梨の地に陣屋を築いた。しかし、わずか3年で上野総社城に転封となり陣屋も廃された。遺構から戦国時代からあった城と考えられる。

<史跡歩記> バス停近くの八和田神社が陣屋跡です。土塁・空堀がよく残り、説明板もあります。神社前の池は水堀ではなく後世のものと思われます。説明板には「戦国時代のもの」という表現までで、諏訪氏のことについては書かれていません。
(2005/03/27)



 

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